芝川ビル「建物語」

ショコラティア「TIKAL by Cacao en Masse」
オープン!

少しご報告が遅れてしまいましたが、6月20日(金)に芝川ビル1階103号室にショコラティア「TIKAL by Cacao en Masse」がオープンいたしました。
大阪・玉造の「BROAD HURST’S」のオーナー・パティシエ ブロードハースト・ピーター・ジョン氏とのコラボレーションにより誕生したお店です。
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〒541-0044 大阪市中央区伏見町3-3-3 芝川ビル1F
TEL・FAX 06・6232・0144
OPEN 11:30am-19:00pm(月曜定休日)
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103号室と言えば、あの、芝川ビルの個性が凝縮された濃厚な装飾を纏った小部屋。
これまでは事務所として利用されており、テナント・オーナーさんのご了承を得た特別な機会にだけ公開されていたという、まさに“秘蔵の”一室です。
そして、この部屋のデザイン・ソースは「古代中南米」。古代中南米に栄えたマヤ文明はチョコレートに縁の深い文明であり、ここはまさにショコラティアに相応しいお部屋なのです。
「マヤ文明の当時、カカオは大変貴重なものとされ、カカオの実の飲み物は神への捧げものであり、通貨としても流通されていました。その後、1500年代にカカオはヨーロッパへ伝わり、1600年代には西欧の王室を中心に一大ブームとなり、1657年ロンドンで最初のチョコレートショップがオープンしました。」(TIKALさんによる解説から)
「TIKAL(ティカール)」というお店の名前も、グアテマラの世界遺産「ティカル遺跡」から名付けられたのだとか。
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それでは、さっそくお店の様子をご紹介していきましょう。
芝川ビルの正面入口から入ると、すぐ右手が「TIKAL」さんの入口です。
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中を覗いてみると、この部屋のトレードマークである梁下の彫像たちも健在。
煌びやかなシャンデリアの後ろで、心なしか表情も明るくなったように見えます。
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そして、店内のディスプレイには従来の装飾が存分に活かされています。
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画面下方に見えるのは、カカオを潰す道具だそうですが、芝川ビルの従来の装飾と馴染みすぎて、今回飾られたものとは思えないほどです。
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そして、くらくらしてしまうような珠玉のチョコレートとケーキたち・・・
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商品ケースの下まで“板チョコ”です。(注:食べられません!)
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それにしても、「カカオ」の原風景の中で、洗練された「チョコレート」を選ぶ・・・
時空を超えた、なんと壮大でロマンチックな体験ではありませんか。
※写真は、芝川ビル建物語記事用に許可をいただいて撮影をしたものです。店内の写真撮影の可否については、店員の方にご確認いただきますようお願いいたします。



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