芝川ビル「建物語」

ショートフィルム・ロケ

5月28日。芝川ビルの地下室で、ショートフィルムの撮影が行われました。
今回撮影が行われたのは、吉本興業さんの「よしもと短編映画100本プロジェクト」のうちの1本で、「チリンチリン」のネタで、2006年の「M-1グランプリ」で見事優勝したチュートリアルの徳井義実さんが監督・出演される、コメディ・タッチの短編映画の1シーンです。
事前に伺った情報では、芝川ビルはアートギャラリーの設定で、ストリートアーティストによる個展が開かれているシーンなのだとか。
当日、時間になると監督の徳井さんをはじめ、スタッフの方が続々到着。早速、撮影の準備が始まります。
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まずは大道具の机をセット。
なんだか建物の雰囲気に不似合いな卓袱台に笑ってしまいます。
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照明も建物の既存の配管に設置していきます。非常に手際が良く、さすがプロだと感心。
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窓にも照明を設置します。
ちなみに、窓に貼り付けてあるのは“お寿司”で、徳井さん扮する、美人パフォーマーによるアート作品です。窓以外にも、壁や机の上など、至る所に飾られています。照明が青っぽい光なので、水槽の中でお寿司が泳いでいるように見えるのは気のせいでしょうか。そういえば、横浜の「よしもとおもしろ水族館」には寿司ネタのお魚ばかりを集めたコーナーがあったような・・・。
会場設営が終わったところで、他の出演者の方々も到着し、撮影が始まりました。
左奥の赤いドレス姿の美しい女性(!)が徳井さんです。
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こちらは遠くからズームで撮影したもの。少し画像が粗いですが、長身、小顔の上、整った顔立ちの徳井さんは、ウィッグをつけ、緋色のドレスに身を包むとまるでお人形さんのようです。
遠慮がちに、遠くから撮影を試みていたのですが、ひょんなことから、間近で撮影する機会に恵まれます。
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間近で見ると、やっぱり男性な徳井さん。でも、本当に綺麗なお顔立ちですね。
撮影は小一時間ほどで無事終了。「お寿司」、「コメディ」、「女装の美男子」など、普段の芝川ビルからはイメージしにくいことづくしの今回の撮影。映画の中で、建物がどのように見えるのかがとても楽しみです。
(今回の映画は、映画館での上映をはじめ、DVD、WEB配信、番組化など、多様なメディアでのリリースが検討されているようです。)



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