芝川ビル「建物語」

4階テラス、タイル張り替え工事の全て

2015年5月21日

2007年の増築部分撤去工事の際に、コンクリートを撤去して再生した、芝川ビル創建当時からの芝川ビル4階屋上テラスの床タイル。 あれから7年が経ち、タイルのところどころにひび割れなども見られ、豪雨の際には雨漏りが生じるようになってしまったことから、遂に、テラスの防水更新工事 及び 床タイルの全面張り替え工事が行われることとなりました。 * まずは新しいタイル探しから。 芝川ビルのテラス床タイルは、大...

久しぶりの大発見!

2014年3月18日

この2月、芝川ビルではお雛様展の賑わいの陰でひっそりと、しかし重要な変化がありました。今回の記事では、芝川ビルにまつわる世紀の(?)大発見について、その経緯から詳しくご紹介したいと思います。 * 芝川ビルを所有する百又㈱(千島土地グループ)の住之江区にある事務所の地下室には、当社の創業家である芝川家にまつわる古い建具や家具などのほか、様々な物品が納められています。昨年この部屋の整理を行ったところ、...

「伏見食堂」の詳細

2013年3月14日

以前こちらのブログで「幻の『伏見町食堂』」と題し、芝川ビルの地下に食堂が計画されていたことをご紹介しました。 こちらの食堂、実際に営業されたかどうかは依然なぞに包まれたままですが、実は、その計画の詳細を窺うことのできる資料が存在することが判明!当時の事情を垣間見ることができるなかなか魅力的な資料ですので、さっそくご紹介していきたいと思います。 資料はその名も「芝川ビルディング地下室食堂プランニング...

電柱のない風景

2012年9月26日

伏見町通と心斎橋筋の四つ角に建つ芝川ビルは、建築家の高岡伸一さん言うところの「カドマル建築」。交差点の対角線上から建物の真正面を写真に収めることができるので、芝川ビルの外観といえば この角度からの姿が真っ先に目に浮かぶ方も多いのではないでしょうか? ただ、少し(...かなり?)残念なのはこちらの電柱&電線。(撮影:増田好郎) ビルを見学された方から、「電線がないともっと素敵なのにね~」というお声を...

復活!の階段装飾

2010年3月28日

時間が経つのは早いもので、まだ少し寒いものの、ちらほらと桜も開花し、2009年度もあと残りわずかですね。 2009年度、芝川ビルでは何と言っても、HOPEゾーン事業での玄関装飾の復元工事が印象的ですが、その他にも、いくつかの工事が行われました。 中でも一際ご注目頂きたいのはこちら。 ▼工事前 ▼工事後 「階段手摺の装飾」が復活したのです! こちらの装飾はもちろんビル竣工当初からのものです。しかし、...

「カウント伯爵」の間

2010年2月12日

今回は現在空室の芝川ビル201号室のご紹介です。 こちらのお部屋、実は私も入ってみるのは初めてだったのですが、かねてより芝川ビル担当のH先輩から、「壁にたくさん番号がついている。」と聞いて、「・・・?」と思っていました。 しかしこの度、お部屋に入ってみて納得。 本当に壁中に番号がついていたのです~!(これ以外の表現方法が思い浮かびません・・・。) 少しわかりづらいですが、ぽつぽつと白い壁に何かが貼...

HOPEゾーン事業07
工事完了のお披露目会

2009年11月19日

HOPEゾーン事業レポートの最終回は、11月21日(土)に行われた芝川ビルでの工事完成お披露目会の模様をお知らせいたします。 お披露目会当日の天気予報は雨だったのですが、 数日前から“てるてる坊主”に熱心にお祈りした甲斐あって(?)、 なんとか曇天でもちこたえてくれました。 しかしながら、強風のため、こんなハプニングも・・・。 あわわ・・・。 幕が強風に煽られ、除幕式まで厳重に秘めおかれるべきレリ...

HOPEゾーン事業06
装飾の設置作業

2009年11月16日

さて、前回の記事では、芝川ビルの石の装飾が見事に撤去された旨をレポートいたしましたが、装飾が撤去された壁面では、次の新しい装飾が設置されるべく作業が行われました。 その重さ約1トン(!!)の石の装飾をフォークリフトで足場に持ち上げ、室内外にわたって設置された梁にチェーンブロックで石を吊り上げ、レールの滑車を動かしながら石の位置を慎重に合わせていきます。 石を設置する壁面は凹凸のある不規則な形をして...

HOPEゾーン事業05
足場の中は今・・・!

2009年10月30日

話があちらこちらにとんで恐縮なのですが、先日見て参りました芝川ビルの足場の中でも工事は着々と進んでおりますので、今回はその様子をご紹介いたしましょう。 以前の記事(足場の中)でご紹介したコア抜き作業は終了し、3つの石の装飾は全て取り払われていました。 クリーム色の竜山石が残っている場所がもと、装飾のついていた場所です。 それにしても装飾と装飾の間には、コンクリートと共に石や煉瓦が塗り固められていて...

HOPEゾーン事業04
石の加工2

2009年10月30日

関ヶ原石材さんで加工が施されていた芝川ビルの新しい装飾。(前回記事「石の加工1」参照) 3つある装飾のうち、ひとつが完成したとのことで、再び関ヶ原の地へ! じゃん! 外壁のアールに沿うよう、石にも曲線がつけられ、装飾の彫刻も全て完了している模様。 しかし、とても大きくてなかなか全体のバランスを確認することができません。 ・・・という訳で、足場に上がらせていただき上から撮影。すると・・・ まさに何度...

HOPEゾーン事業03
石の加工

2009年10月15日

HOPEゾーン事業による芝川ビル外壁装飾の修復工事、 前回の記事では、「古い装飾」の撤去作業の様子をご紹介しましたが、 今回は古い装飾に代わって設置される「新しい装飾」の石に焦点を当ててみましょう。 * 今回の修復の対象となっている石は兵庫県高砂産の「竜山石」。 竜山石には黄・青・赤の三つの色があるそうですが、芝川ビルの竜山石は黄色がかった「黄竜山」です。 まずは姫路の少し東側にある西村石材商店さ...

HOPEゾーン事業02
足場の中

2009年10月 1日

上部にレリーフの完成予定写真がはられた芝川ビルに設置された足場。 この足場のトンネルをくぐると、見慣れた入口の装飾が目に入ります。 なんだか古代遺跡の修復現場に来たみたいでわくわくしてしまいます。 実は先日、なんとこの足場の中に入って工事の現況を見てまいりました! * 秘密の入口をくぐり、狭い階段を上ると、 これまで下から見上げたことしかない、入口上部の装飾が目の前に!! 写真ではわかりにくいの...

HOPEゾーン事業01
石の模型がやってきた!

2009年9月28日

HOPEゾーン事業による修復工事が実施されている芝川ビル。 いよいよ、正面入口には足場が組まれましたね。 その足場が組まれるに先立って、まだ残暑厳しいとある日に、 今回修復を行う石の装飾の1/2サイズの模型が芝川ビルにやって参りました!! 今回のような石の装飾の復元工事では、2次元の図面だけではわかりづらいことから、 実際より小さなスケールで「模型」を制作して、確認作業を行うのだそうです。 模型で...

芝川ビルの変貌Ⅲ

2009年5月13日

さて、連続でお伝えしている「芝川ビルの変貌」シリーズ。 三回目の今回が最終回となります。 そして、トリをつとめる話題はこちら。 じゃじゃん! 「何これ??」と思った方も、「これはもしや??」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。 この黒い箱、なんと先日のパブ「the Court」さんオープンをお伝えした記事の最後でご紹介した“謎の扉”に設置された、「the Court」さんの出入口なのです...

芝川ビルの変貌Ⅱ

2009年5月13日

「芝川ビルの変貌」第二弾のテーマは「光」! 芝川ビルの“夜”の姿をお伝えいたします。 ★...★...★...★...★ 芝川ビルが建つ北船場界隈はオフィス街で、よく“夜暗いまち”と言われます。 この界隈には素敵な近代建築もたくさんありますが、「五感」さんの入居される新井ビルさんや北浜レトロビルさんのようにとても素敵なライトアップをされている建物がある一方、多くの近代建築が夜になるとその姿を闇に沈...

芝川ビルの変貌Ⅰ

2009年5月12日

年が明けてから、芝川ビルの外観にはたくさんの変化が起こりました。 本日はそんな「芝川ビルの変貌」のひとつ、1階の窓に設置されたテントをご紹介します。 黒いテントには対照的な白色でお店の名前やお店で扱っているお品物名が書かれています。 近年、次々とステキな店舗が入居して下さっている芝川ビルですが、しばしば、「入りにくい!」とか「お店の場所がわかりにくい!」といったご指摘をいただくことがありました。 ...

101号室のトリビア!

2009年3月16日

このサイトでもしばしばご紹介している 芝川ビルの施主・芝川又四郎の回顧録『小さな歩み』の中に、 「祖父母の住んだ建物のことを中裏というのですが、 その茶室を、芝川ビルができたときに、その第三応接室にはめ込みました。」(p.78) という一節があり、以前から気になっていました。 この茶室は現存せず、図面にも仕様書にも「茶室」はおろか、「第三応接室」という部屋も見当たらないことから、一体どこに茶室が埋...

幻の「伏見町食堂」

2008年9月 5日

ドライエリアの記事を書くにあたり、かつての芝川ビルの外観写真を見ていて気になったのが、ビル東側入口前の看板とおぼしき設置物。 目をこらして見てみると・・・ 「伏見町食堂」の文字が!! 確かに芝川ビル地下の一室、現在の「RIVE GAUCHE」さんのお部屋には、設計時「公衆食堂」が計画されていました。 ▼芝川ビル 地階平面図(F01_001_005) 竣工時の地階の写真もこの通り、まさに「食堂」の風...

成長する?!ドライエリア

2008年8月 7日

先日、芝蘭社家政学園の入学案内パンフレットを眺めていた時のこと。 そこに掲載されている芝川ビルの外観写真を見た当社社員の一言。 「これはいつの写真?ドライエリアがないね。」 ドライエリアとは、地下室の外壁に沿って掘られる外堀のこと。この空間に窓を設置すると外気、外光の採取が可能になり、地下であるという閉塞感がずいぶんと緩和されます。 慌てて写真を確認してみたところ、確かに、伏見町通側(写真左手○印...

図面から見た芝川ビル 
~「芝川ビル モダンテラス」編 ~

2008年7月18日

芝川ビル4階のレンタル・スペース「芝川ビル モダンテラス」ポルティコのこの壁面。 丸印のあたり、何かおかしいと思われませんか? そう、まるで何かを塗りこめた跡のような・・・。 うーん、におうぞ、におうぞ~!!という訳で、表面を覆っている板を撤去したところ、出現したのはなんと鉄扉つきの窓。   でも、実はこの窓の存在、ミステリー調に推理しなくても図面を見れば一瞬のうちに明らかになるのです。 ▼4階ポ...

塗装の威力

2008年7月18日

ここのところ、テナントさんのオープンが続く芝川ビル。お客様の出入りがあり、以前に比べて人目に触れることが増えて来る中で気になり始めたのが、塗装の剥落が激しく、汚れも目立つ共用部分の天井と壁面です。 ▲塗装前の壁・天井の様子。  全体的に黄ばみ、所によって塗装面がパリパリと剥がれかけています。 芝川ビル81年の歴史の中で、当然、過去に何度か塗り直しは行われていたのですが、この度はできるだけ竣工当時に...

図面から見た芝川ビル ~ファサード編~

2008年7月 9日

近代建築は、建物それ自体もさることながら、その"図面"もとても魅力的です。 現在のようにコンピューターがない時代、図面は手描きで作成されていましたが、細部装飾やタイルの割付まで描く建築家の圧倒的な筆力は我々を驚かせ、また彩色された透視図は名画のように美しく、思わずため息が漏れてしまいます。 今そこにある建物さえ上手に描けないのに、まだ見ぬ建物をあんなにリアルに描くなんて・・・と驚嘆せずにはいられま...

魅惑の小部屋、その見所

2008年6月27日

芝川ビル1階103号室に、この度、ショコラティア「TIKAL」がオープンし、せっかくたくさんの方にこのお部屋をご覧いただけるようになったので、今回はその装飾の見所についてご紹介していきましょう。 ▼床のタイル 玄関と同じ、三色のタイルによる「タイルモザイク」。 3色5種類のタイルを複雑なパターンで並べ、単調に陥ることを上手に避けています。 竣工当時、この103号室は「客溜り」としてお隣の「事務所」...

消防訓練(?!)の巻

2008年6月16日

芝川ビルには、建設当初から設置されたと思われる「防火シャッター」が残されています。長い間“開かずのシャッター”ならぬ“開きっぱなしのシャッター”だったのですが、この度シャッターの開閉実験が行われることとなりました。                      *  *  *  *  * 芝川ビルの防火シャッターは、地下~3階は正面階段に、4階はポルティコへの出入口にそれぞれ設置されています。 1階の...

「マンホール扉」の正体

2008年6月11日

芝川ビルの金庫室にある、床から高さ140cmの壁面に設置された小さな扉。 「マンホール扉」という名称であることを先の金庫室についての記事でご紹介しましたが、一体全体、どうしてこんなに不便な「扉」なのでしょう。 この「マンホール扉」に類する小型扉は、芝川ビルのみならず他の近代建築の金庫室にも見られるものだそうで、某銀行の金庫室なんて梯子をかけなければ届かないほどの高さに小型扉が設置されているのだそ...

金庫室の"秘宝"

2008年6月 6日

前回ご紹介した芝川ビル地下の金庫室。 こちら、実は数年前までは物置代わりに利用されていました。 昨年、レストラン「リブ・ゴーシュ」さんがオープンするにあたり、同じフロアにある金庫室内もついでに整理・調査されることになったのですが、結局、皆が期待していた(?)「金めのもの」は見当たりませんでした。 そもそも、芝川家の事業(不動産運用)用であったこの金庫室は、戦前も"札束の山"というよりは、美術品や大...

金庫室、ご開帳~!

2008年6月 6日

芝川家の事業を行う本店事務所として建てられた芝川ビルには、 地下に立派な金庫室があります。 ひっそりと秘められていた?この金庫室を、今回は皆様に大公開いたしましょう。                    *  *  *  *  * まずは入口から。 この立派な鉄扉!!16cm以上の厚さがあります。 「金庫室」の威厳に溢れていますね。 扉内側には「東京 大谷製」の銘板が。 この鉄扉は明治26(18...

どんな会話の通り道?

2008年6月 6日

芝川ビル共用部の壁面には、不思議な穴があります。 1階には4つ。 地下、2~4階にはそれぞれ1つずつ。 しかも1階、4階以外には「おしゃぶり」みたいな蓋つきです。 地下に設置されたもの 2階に設置されたもの。蓋をとるとこんな感じ。 各階の穴は、ほぼ同一垂直線上にありますが、 その正体は・・・ ズバリ「伝声管」なのです。 「伝声管」とは、電気やガスといった一切のエネルギーを使うことなく長い管を通して...

小さな 小さな エレベーター

2008年6月 6日

芝川ビルの各階には、小さな小さなお部屋があります。図面で見ても名称がないことから、当初「これは何?」「物置では??」などと勝手な想像を膨らませていたのですが、実は小さな小さなエレベーターだったのです。 そう。竣工当初の芝川ビルにはエレベーターがありました。第二次世界大戦中の金属供出で失われてしまいましたが、エレベーターシャフトは今も各階に残っています。仕様書や図面などの当時の資料を紐解きながら、在...

4階 トイレのタイルの由来

2008年4月 1日

レンタル・スペースとして運用されている芝川ビル4階ですが、トイレがとても古く、男女兼用で、設備の更新が以前からの懸案事項でした。 歴史を重ねた古びた味わいを評価いただいているこの建物ですが、皆様に快適にご使用いただくためにも、やはり設備の更新は必要だと、この度、トイレの改修工事を実施いたしました。 女子トイレの様子 男子トイレ洗面台の様子 現代的な設備で再生したトイレですが、ここで目に留まるのが、...

芝川ビルの謎Ⅰ(不思議な金具)

2007年8月28日

芝川ビルをご案内する機会も珍しくなく、日頃から、細かい部分まで見落とすまい!と目を皿のようにして建物を眺め回している・・・つもりなのですが、見学に来られた方から、「これは何ですか?」とご質問をいただいて、はっとさせられることも多々あります。 今回の「建物語」では、来訪された方からのご指摘によって気づかされた、屋上テラス壁面の"ある金具"について探ってみようと思います。 問題の金具はこちら。 4階ポ...

芝川ビルの改修工事 屋上編Ⅲ(ポルティコの再生)

2007年7月 2日

この度の工事の最大の懸案は、真四角に切り取られてしまった4階ポルティコのアーチの復元でした。(参考:芝川ビルの改修工事 屋上編Ⅰ) まず、残っていたアーチの下部と昔の写真から大体のアーチの大きさを割り出します。当初、半円形にアーチの型を取りますが、下部に残っている部分とずれが生じることから、このアーチはきれいな半円ではない事がわかります。 鉄骨でアーチの形を組み、鉄筋とリブラス(モルタル塗りの下地...

芝川ビルの改修工事 屋上編Ⅱ(屋上テラスの再生)

2007年6月12日

増築部分を撤去してみたものの、随分と様変わりしていた芝川ビル。竣工当時の屋上を撮影した2枚の写真を眺めながら、なんとかこのような魅力的な姿を取り戻したいという思いは募ります。 優先順位の高い部分から順次工事を始めますが、その内容は盛りだくさんで、様々な部分が並行して工事が行われました。工事項目別にその様子をご紹介していきましょう。 まずは、屋上テラス床のコンクリート撤去工事です。 屋上テラスの床に...

芝川ビルの改修工事 屋上編Ⅰ(増築部分解体、撤去)

2007年6月12日

この度の一連の改修工事において、最大の工事となったのが建物4階です。 工事の様子を見る前に、まずは竣工当時の4階にタイムスリップしてみましょう。 こちらが屋上テラス。(資料:P21_015) 芝川ビルの竣工は昭和2(1927)年ですが、周囲にはまだ高い建物が殆どありません。 ポルティコ(柱廊)より屋上テラスを望む。(資料:P21_014) 芝川ビル完成の記念撮影でしょうか?写真のアングルも素敵です...

芝川ビルのデザイン・ソース

2007年6月12日

芝川ビルは、豊かな装飾に覆われた建物ですが、そのデザインはとても独特です。特に、1階103号室などは息を呑む濃密さで、これまでご覧になった多くの人々を絶句させてきました。しかしながら、実は、この装飾の様式について、あまりよくわかっていないところも多いのです。 芝川ビルの建築様式について、芝川ビルの施主・芝川又四郎の回顧談「小さな歩み」には、「私の趣味から、古代メキシコ、マヤ族の装飾を加味した近代...

芝川ビルの改修工事 1階床工事編

2007年5月22日

芝川ビル1階の104号室は、地下室に次ぐ広い部屋です。 竣工当時は自家用事務室として使用されていました。 (▼資料:P20_004) こちらの部屋も、部屋の中央を間仕切り壁で分割して使用されていましたが、2006年秋、長年入居されていたテナントさんが退去されたことから、部屋の中央の仕切りを取り除きました。すると、往時の噴水の一部(写真右手のタイル張りの台)が残っていることが判明。 中央の生物(カエ...

芝川ビルの改修工事 地下室工事編

2007年5月22日

今年の1月より、芝川ビルの地下、1階、4階では、改修工事が行われました。 今回は、どのような工事が行われたのかを工事の画像を交えながらご紹介していきたいと思います。 まずは地下室から。 地下室は、木製間仕切り壁(下に掲載の平面図赤線部)で部屋を分割し、A室にはかつてレストランが入居していましたが、B室については物置となっており、壁にはベニヤがはられ、ほぼ「開かずの間」となっていました。 こちらが工...

芝川ビル「建物語」について

2007年3月30日

芝川ビルは、2007年の今年、竣工80周年を迎えます。 歴史ある建物には、その建物が経てきた歴史や、その建物に関わる人々の記憶によって編み上げられた"建物にまつわる物語"があります。 芝川ビル「建物語」では、意匠や構造といった建物の"物"としての側面だけではなく、建物に関わった人や建物が経てきた時代の"物語"を 芝川ビルの設備・構造・材料・建築家などについて、「仕様書」などの資料から明らかになった...


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